BRM630前田200

フルフェンダーを装着したFujin SL

今年も走りました前田200です。前回走った際には目立った反省点もなかったので、今回の目標は「Fujin SLは山岳コースでどれくらい走るのか確認しておく」です。どうも雨が降りそうな予報だったのでフルフェンダーを装着しての出走です。

何事もなくスタート地点まで自走し、朝ごはんを食べつつブリーフィングに参加。車検を済ませスタートです。

序盤の平坦区間からどうにも調子が悪い。息苦しく心拍が上がり気味、ペースが上がりません。しかも7キロ地点でサイコンをスタートするのを忘れていたことに気付いてテンションだだ下がり。このせいで終始ペース管理がやりにくくなりました。

小林峠を越えて定山渓に向かう国道に出るまでの区間、登りでバイクが後ろに引っ張られるように感じてメカトラを疑ったのですが、サイコンの斜度表示が9%、ただ登ってるだけでした。ただ踏めてないだけです。とにかく不調。

サイコンスタート忘れの低いテンションで走ってるといつの間にかANT+の速度、ケイデンスセンサーもBTのスマホのリンクも切れる症状。PC毎にサイコンを再起動する運用で回避することになりました。なのでStravaのログがぶつ切り。

八剣山トンネルの入り口でライトを点けようとハンドルに付けたリモートスイッチを押したら電子ホーンが鳴りました。恥ずかしい押し間違い、後続の方すみませんでした…。押し間違いグセがついて出口で消すときにも鳴らしました。ほんとごめんなさい。

PC1で適当に色々やって中山峠、不調、初めて中山峠がきついと思った。頂上で1時間の借金が出来ました。この後の展開を考えるとかなり苦しいことになりそうなので脳内DNF会議を開きます。

「このまま続けて完走は可能か?(ペースノートを見ながら)ギリギリだ。それなら続けてみる価値はある」

「ここで引き返してもそこそこ走らにゃならん。よし、続行」

距離と標高を考えれば間違いなく引き返した方が良かったんですが不調で判断を誤りました。つーかほんとしんどかったしなんでやめないのまじで頭おかしかった。

やると決めたからには中山峠を下らなければなりません。下り用に着込んでダウンヒル開始です。今回は雨を警戒してフルフェンダーを装備していますが、これが下りで良い方向に働きました。空気抵抗が増えたことで下り勾配による速度の伸びも程よく抑えられ、レバーを握る手の負担を軽減出来ました。リカンベントで山岳コースを走るのにフルフェンダーは良いという知見が得られました。

下り切ったところでウェアを脱ぎつつペースを確認、丁度借金を返し切ってプラスマイナスゼロです。調子はやや悪いまま。DNFしなかったことを後悔しながら無心で回します。ギリギリのペースですが間に合うかどうかは気にせず無心でダラダラと回します。

そうして近づくPC2、なにやら大袈裟に手を振るスタッフの方が。

「今更リカンベントにそんなテンション上げるでもないよねぇ?」

と思いつつ呑気にゆっくりと一時停止して道路を渡り駐車場に入ると、なんとPC2クローズ3分前と言うではありませんか。グラフの傾きでギリギリなのを認識していただけでクローズ時刻は意識していなかったんですよね。急いでレジに行って、食べたくもないレジ横にあるどら焼きを買いました。(家で美味しく頂きました) その後に改めて補給の買い物をしたりで、ギリギリトークでテンションを上げつつPC2を出発できました。

そんなこんなでいつの間にか体調はかなり回復してきた状態で冷水峠クライムに入ります。体調は問題ないけど、不調な状態で回していた脚はもうフニャフニャです。腸腰筋が機能していない感じで、脚が上がらないので回転も上がらず。なんとか通過PCで写真を撮りました。

さて、あとは下って帰るだけだなー(そんなことはない)

冷水峠頂上が見えた

フルフェンダーのエアブレーキの恩恵を感じつつ冷水峠を淡々と下り、フルーツ街道のアップダウンも脚が無いなりに淡々とこなします。昨年はキツいコースだなと思いながらでしたが、今回はコースに対するキツさは感じません。脚はキツいんですが。

小樽市内に入って、昨年は激坂にヤラれましたが、今回は心の準備ができているので平常心でクリア。前田200のメインディッシュの激坂手前のコンビニで補給をします。メインディッシュは無い脚で強めに踏んでスイッチを入れていきます。

昨年のF-FWDよりもギヤ比に余裕はありませんが、後輪駆動でトラクションの心配がないので楽に踏んでいけます。シートのホールドの良さとフレームのかかりの良さでかなり登れます。ほんとFujin SL買って良かった。

5号線に入ってからは無い脚を振り絞ってガチ踏みです。貧脚なのでパワーは微弱ですが追い込み具合だけは競技レベル、という程度のガチ踏みです。今シーズン一番の追い込みでした。

そしてやっとゴール。タイムは13時間19分。間に合いました!

前回と今回のペース比較

緑線が前回のペース、オレンジ線が今回のペースです。中山峠での不調が残酷に可視化されています。

去年も今年も本当にキツかったです。去年はコースに苦しみましたが、今年は自分自身に苦しみました。今回の反省は中山峠頂上でDNFを決断しなかったことですね。もし来年もあるのなら、その点含めもう少し上手くやりたいです。

参加者の皆様、運営スタッフの方々、冷やかしの方々、本当にお疲れ様でした!

普通自転車ではない自転車の交通ルール

第九条の二の二 法第六十三条の三の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。
 車体の大きさは、次に掲げる長さ及び幅を超えないこと。
  長さ 百九十センチメートル
  幅 六十センチメートル
 車体の構造は、次に掲げるものであること。
  四輪以下の自転車であること。
  側車を付していないこと。
  一の運転者席以外の乗車装置(幼児用座席を除く。)を備えていないこと。
  制動装置が走行中容易に操作できる位置にあること。
  歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。

道路交通法施行規則 第九条の二の二

上記は普通自転車の基準です。ロードバイク、ママチャリをはじめ大半の自転車は普通自転車に含まれますが、普通自転車ではない自転車も身近に存在しています。マウンテンバイク、ファットバイク、ビーチクルーザー等はハンドル幅が60cmを超えるものも多く、リカンベントには幅、長さ共に普通自転車の基準を超えているものがあります。私が所有している自転車の中にも普通自転車の基準を超えるものがあります。そこで、普通自転車と普通自転車ではない自転車の交通ルールの違いをまとめました。普通自転車と普通自転車ではない自転車によってルール違反を咎められるようなことはないと思いますが、ルールではどのようになっているのかを知っておくことは有意義だと思います。

この記事は私個人が法令を調べてまとめたものです。この記事の内容に沿って走行したことにより法令違反を問われても責任を負えません。ご自身でも法令を確認し安全運転に努めてください。
※当記事は令和五年七月一日改正の道路交通法に沿って内容を更新しました。現行の法令とは若干の違いがありますので令和五年七月一日以前に当記事を参照される際にはその点ご留意ください。

※当記事は令和五年七月一日改正の道路交通法に沿って内容を更新しました。現行の法令とは若干の違いがありますので令和五年七月一日以前に当記事を参照される際にはその点ご留意ください。

歩道通行について

普通自転車等及び歩行者等専用(325の3)

第六十三条の四 普通自転車は、次に掲げるときは、第十七条第一項の規定にかかわらず、歩道を通行することができる。ただし、警察官等が歩行者の安全を確保するため必要があると認めて当該歩道を通行してはならない旨を指示したときは、この限りでない。

  道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。

  当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。

  前二号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。

 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分(以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。

道路交通法 第六十三条の四

普通自転車ではない自転車は歩道を通行することができません。

 この法律の規定の適用については、次に掲げる者は、歩行者とする。

  移動用小型車、身体障害者用の車、遠隔操作型小型車、小児用の車又は歩行補助車等を通行させている者(遠隔操作型小型車にあつては、遠隔操作により通行させている者を除く。)

  次条の大型自動二輪車又は普通自動二輪車、二輪の原動機付自転車、二輪又は三輪の自転車その他車体の大きさ及び構造が他の歩行者の通行を妨げるおそれのないものとして内閣府令で定める基準に該当する車両(これらの車両で側車付きのもの及び他の車両をけん引しているものを除く。)を押して歩いている者

道路交通法 第二条第三項

第一条の八 法第二条第三項第二号の内閣府令で定める基準は、三輪以上の特定小型原動機付自転車(法第十七条第三項に規定する特定小型原動機付自転車をいう。以下同じ。)であること又は次に掲げる長さ及び幅を超えない四輪以上の自転車であることとする。

  長さ 百九十センチメートル

  幅 六十センチメートル

道路交通法施行規則 第一条の八

二輪、三輪で側車付きでなく、他の車両を牽引していなければ押して歩くことで歩行者となるため歩道を通行することができます。
また、四輪以上であっても普通自転車サイズであれば押して歩くことで歩行者となるため歩道を通行することができます。

普通自転車専用通行帯について

普通自転車専用通行帯(327の4の2)

第二十条 車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

  車両は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により前項に規定する通行の区分と異なる通行の区分が指定されているときは、当該通行の区分に従い、当該車両通行帯を通行しなければならない。

道路交通法 第二十条

普通自転車専用通行帯
(327の4の2)
交通法第二十条第二項の道路標識により、車両通行帯の設けられた道路において、普通自転車が通行しなければならない車両通行帯(以下この項において「普通自転車専用通行帯」という。)を指定し、かつ、特定小型原動機付自転車及び軽車両以外の車両が通行しなければならない車両通行帯として普通自転車専用通行帯以外の車両通行帯を指定すること。

道路標識、区画線及び道路標示に関する命令 別表第一 (第二条関係)

普通自転車専用通行帯は普通自転車ではない自転車を対象にしたものではありませんが、普通自転車専用通行帯が道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯である場合には、道交法二十条により普通自転車ではない自転車も普通自転車専用通行帯を通行する義務があります。

自転車道について

特定小型原動機付自転車・自転車専用(325の2)

三の三 自転車道 自転車の通行の用に供するため縁石線又はさくその他これに類する工作物によつて区画された車道の部分をいう。

道路交通法 第二条第一項第三の三

 特定小型原動機付自転車(原動機付自転車のうち第二条第一項第十号ロに該当するものをいう。以下同じ。)、二輪又は三輪の自転車その他車体の大きさ及び構造が自転車道における他の車両の通行を妨げるおそれのないものとして内閣府令で定める基準に該当する車両(これらの車両で側車付きのもの及び他の車両をけん引しているものを除く。)以外の車両は、自転車道を通行してはならない。ただし、道路外の施設又は場所に出入するためやむを得ないときは、自転車道を横断することができる。

道交法 第十七条第三項

第一条の八 法第二条第三項第二号の内閣府令で定める基準は、三輪以上の特定小型原動機付自転車(法第十七条第三項に規定する特定小型原動機付自転車をいう。以下同じ。)であること又は次に掲げる長さ及び幅を超えない四輪以上の自転車であることとする。

  長さ 百九十センチメートル

  幅 六十センチメートル

道路交通法施行規則 第一条の八

第五条の六 法第十七条第三項の内閣府令で定める基準は、第一条の八に掲げる長さ及び幅を超えない四輪以上の自転車であることとする。

道路交通法施行規則 第五条の六

第六十三条の三 車体の大きさ及び構造が内閣府令で定める基準に適合する自転車で、他の車両をけん引していないもの(以下この節において「普通自転車」という。)は、自転車道が設けられている道路においては、自転車道以外の車道を横断する場合及び道路の状況その他の事情によりやむを得ない場合を除き、自転車道を通行しなければならない。

道路交通法 第六十三条の三

普通自転車ではない自転車は以下のいずれかの条件を満たす場合に自転車道の通行を許されています。自転車道を通行する義務はありません。現実的には物理的に可能であれば自転車道を通行し、不可能であれば自転車道ではない車道を通行することになると思われます。
 ・二輪または三輪
 ・四輪以上で普通自転車サイズ

自転車専用道路、自転車歩行者専用道路について

特定小型原動機付自転車・自転車専用(325の2)
普通自転車等及び歩行者等専用(325の3)

第四十八条の十五 何人もみだりに自転車専用道路を自転車(自転車以外の軽車両(道路交通法第二条第一項第十一号に規定する軽車両をいう。)その他の車両で国土交通省令で定めるものを含む。以下同じ。)による以外の方法により通行してはならない。
2 何人もみだりに自転車歩行者専用道路を自転車以外の車両により通行してはならない。

道路法 第四十八条の十五

所謂サイクリングロードについてです。普通自転車ではない自転車の通行は禁止されていません。

自転車通行止めについて

特定小型原動機付自転車・自転車通行止め(309)

第八条 歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。

道路交通法 第八条

特定小型原動機付自転車・自転車通行止め
(309)
交通法第八条第一項の道路標識により、特定小型原動機付自転車(交通法第十七条第三項に規定する特定小型原動機付自転車をいう。以下同じ。)及び自転車の通行を禁止すること。

道路標識、区画線及び道路標示に関する命令 別表第一 (第二条関係)

普通自転車ではない自転車も自転車通行止めの規制対象です。

特定小型原動機付自転車・自転車専用、普通自転車等及び歩行者等専用(交通法第八条第一項)

特定小型原動機付自転車・自転車専用(325の2)
普通自転車等及び歩行者等専用(325の3)

第八条 歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。

道路交通法 第八条

特定小型原動機付自転車・自転車専用
(325の2)
交通法第八条第一項の道路標識により、特定小型原動機付自転車及び自転車(これらの車両で交通法第十七条第三項の規定により自転車道を通行してはならないものを除く。以下この項及び次項において同じ。)以外の車両及び歩行者等の通行を禁止すること。

普通自転車等及び歩行者等専用
(325の3)
交通法第八条第一項の道路標識により、特定小型原動機付自転車及び自転車以外の車両の通行を禁止すること。

道路標識、区画線及び道路標示に関する命令 別表第一 (第二条関係)

普通自転車ではない自転車は通行禁止です。
自転車専用道路、自転車歩行者専用道路と同じ標識が用いられますが、普通自転車ではない自転車の通行の可否に違いがあります。どちらの標識であるか判別できない場合には通行を見合わせた方がよいでしょう。事前に下調べしておくことをおすすめします。

令和五年七月一日の改正により「特定小型原動機付自転車・自転車専用」については以下条件を満たしている普通自転車ではない自転車も通行できるようになります。
 ・二輪または三輪
 ・四輪以上で普通自転車サイズ
「普通自転車等及び歩行者等専用」については全ての自転車が通行できるようになります。


自転車専用道路、自転車歩行者専用道路と同じ標識が用いられますが、四輪以上で普通自転車サイズを越える自転車の通行の可否に違いがあります。どちらの標識であるか判別できない場合には通行を見合わせた方がよいでしょう。事前に下調べしておくことをおすすめします。

謎の自転車用電子ホーン

Hornitのdb140を使っていたのですが壊れてしまい、日本国内では入手が難しい状況になっていました。そこで上記リンクの自転車用電子ホーンを導入したところ、まぁ悪くないものでした。

音が4種類から選べるのですが、そのうちの一つがモーターサイクルのホーンを少し高くしたような音で使いやすい音です。Hornit db140とは違い、スイッチを押している間だけ鳴るのではなく、一度スイッチを押すと一定時間鳴って止まるのが若干不満です。ですが、鳴る時間が丁度良いので妥協して使えています。

本体をリカンベントのハンドルティラーに固定してスイッチをハンドルに付けると良い感じです。サイズが小さいので邪魔になりません。

Amazonで同じ見た目の製品がいくつかありますが、音色の選択肢が3つのものがあり、上記の使いやすい音色が選べないものもありますので注意。

リカンベント ローレーサー Challenge Fujin SLⅡ購入


Challenge Fujin SL Ⅱ

ニューバイクが欲しい話で候補に挙げていたChallenge Fujin SL Ⅱが4月に納車されました。

SL2のカーボンシートはオプションのリアキャリアが使えませんし、カーボンブームは取り扱いに神経質になりそうなのでSL1が良いのですが、販売店に聞いたところ、もうSL1は入手不可らしいということで…SL2をベースにSL1相当のシートとブームを付けられないか問い合わせ中です。

問い合わせていた上記の件ですが、SL ⅠとSL Ⅱではシートマウントの形状が異るためSLⅠ仕様のシートは付かないとのことでした。そのためシートはカーボンシートになりました。キャリアが付かないので、荷物はRadical DesignのSolo Racer narrowで積むことにしました。ブームについては希望の通りアルミブームでの納車です。

Fujinの美しさについてはHC WORKSのブログがよく伝わる内容になっています。本当に美しいというか、なんていうか、エロいです。

一番大事な走りなんですが、文句なしに良いです。シートがしっかりと腰をホールドしてくれるので違和感なくペダルを踏み抜けます。踏み込んだ際の剛性感が絶妙で基本的には高剛性なんですが、タメもしっかりとあって脚に跳ね返ってきません。シートのホールドの良さも相まって何の不安もなく、安心してガシガシと踏んで行けます。発進加速、中間加速ともにとても気持ちが良いです。登りも全く問題なくこなせます。

そしてハンドリングがとても素晴らしいです。手放しで走れる程に安定しているのですが、セルフステアの効きが絶妙で、バイクを倒すだけで前輪がイン側に気持ち良く入っていきます。タイトなコーナリングがとても楽しいです。

乗り心地は決して良くはありません。特に後輪からの突き上げが背中に刺さります。ただ、フレームのリヤ周りの剛性がかなりしっかりしているためか突き上げた後に不快な振動が残りません。前輪の方が小径なので突き上げがありそうですが、意外なことに前輪からの突き上げの強さは感じません。そもそもあんまり接地感がない。接地感のない前輪がコーナリングでインに切れ込んで行くのでなんか不思議な感じですね。不安感は全くありません。

唯一気になったのが純正のヘッドレスト。面ファスナーでシートに取り付けられていて、その上から背中越しに体重がかかることで頭の重さを受け止める構造です。車体の綺麗さと比較するとちゃちなもので、正直なところガッカリ感があります。シートの形状との繋りが悪く、首を後ろに逸らせて空を見上げるような姿勢になります。これでは前が良く見えない…。ベースを前方に折り曲げて調整したんですが、なかなかどうしても良い感じにならず、ADEMのヘッドレストに交換しました。これは良い感じになりました。もしかしたらブログネタにするかも。ということでヘッドレストに関しては付けるなら他社製品が良いと思います。ただ、シートの形状が絶妙でヘッドレストが無くても最低限の快適性は保っているので、極端な長距離走行を想定しないのであればいっそのことヘッドレストは無くても良いんじゃないかと思います。

全体的にはめっちゃ気に入りました。当然こんなしょうもない問題なんてありませんし、良く走り、良く曲がり、見た目も良い。とにかく乗っていて楽しいバイクです。Challenge Fujin SL Ⅱ素晴らしいです!


ADEMのヘッドレストへ交換後。同ADEMのボトルケージマウントも取り付け。

BRM428美唄200

表題のブルベを走ってきました。今回は今までよりも事前準備に手間をかけずにイージーに走ってみようという試みで、いつもはExcelで作成していたペースノートは省略。今回は新しいバイクでの参加です。Challenge Fujin SL IIです。

スタート地点での受付、今回は参加者多数によりスタートを7:00の組と7:15の組に分けるとのことで、7:00を選択。組の前の方でスタートすると周りにつられてオーバーペースになったことがあったので、今回は組の後ろの方に並んでスタートしました。

スタートしてまもなく、コンビニで停まってるランドヌールが視界に入ったので、私も停まって朝食を摂ることにしました。(先に食べとけよ) おにぎり2つを堪能。これで1組目からは完全に置いて行かれ、2組目がまだ来ないという絶妙な位置に。完全一人旅でマイペースで進みます。

PC1にてパン1つと紙パックのジュースを補給。家で汲んだ水道水も大分減ったのでミネラルウォーターを継ぎ足し。(ニューバイクはボトル1本しか積めない状態なのでこまめに追加します)

この日はやたらトイレが近くて、コンビニで停止。トイレだけ使うのもアレなのでレッドブルを補給。更にコンビニでトイレ休憩、おにぎり1つと紙パックのジュースを補給。ほんと近い。

通過PC、アルテピアッツァ美唄。ここのカフェで補給。カプチーノ美味しかった。

PC3出てからは凄い向かい風でした。リカンベントのローレーサーですから向かい風は余裕な筈なんですが、それでもキツい。20km/h強しか出ない。
「風強いですねー」
なんて声かけながら走っていると…

なんかライトの台座が割れてるんですけど。リカンベントのこの部分は振動が激しいため、確かに過酷ではあるんですが、まさかアルミ製のマウントが割れるとは……

続行してもDNFして帰宅しても距離は変わらなかったので、これ以上は負担かけないように優しく走りつつの続行を決断しますが、すぐに限界が訪れました。

そこで悪あがき

どこ照らしてんだよ、と言いたくなりますが、こうするしかなかったんだもん。そしたら……

オワタ……と思ったのですが、ここで閃きました。

メインのテールライトの取り付けに使っていた台座はハブ軸にも使えるタイプだったので転用して乗り切りました。テールライトがサブのみになってしまったのは痛いですが、前照灯が無くては夜間走行は出来ませんから、助かりました。
実はこのとき、台座の移設に使うサイズのアーレンキーが無くて途方に暮れたんですが、後続のランドヌールの声をかけたらツールボックスからフルセットのアーレンキーを出して貸してくださいました。ベテランの装備の抜かりなさ、感謝々々でお借りしてピンチを乗り切ることが出来ました。
反省してすぐに豪華な携帯ツールをポチりました。

ライトの位置が低くてちょっと見にくいですが大きな問題もなく夜間走行を切り抜けて完走できました。

今回のブルベは天候に恵まれました。終始とても気持ち良く走れました。天気が良過ぎて顔面が日焼けして後日大変な目に遭いました。反省して日焼止め買いました。

200kmの走行を通してニューバイクのFujin SL IIの素晴しさを確信しました。絶妙なシートの形状とジオメトリでガシガシと踏んで行ける。そして、程良い剛性で脚が削れにくく、多少削れてしまっても跳ね返りがないので引き続きガシガシと踏んで行けます。良く出来たロードバイクと比べても遜色ない程度に良くコントロールされた踏み味です。これは気に入りました。

あと今年は前田200、空知スイーツ200、大夕張200かなぁ。Fujin SL IIで前田200走ったらどんなもんなのかは是非試してみたいです。

ぶっちゃけリカンベントってそんなにいいの?っていう話

ぶっちゃけリカンベントってどうなのよ?っていう話でリカンベントの安全性の面で色々書いたわけですが、
「だからって何でわざわざリカンベントなわけ?ロードバイク最強じゃん」
というところには触れていなかったので、その辺について書いていこうと思います。

速く走ってもゆっくり走っても楽

ロードバイクは走行ペースに合わせて前傾姿勢を取ります。前傾姿勢を取ると上半身は前に倒れようとしますが、ペダルを踏み込むことでこれを相殺することができます。ロードバイクはこのバランスが取れているときに最も楽に速く走ることができます。このペースよりも遅く走っている場合でも常に姿勢を維持するためのエネルギーを消費し続けています。走行ペースに関係なく常にエネルギーの消費があるかわりに全身から一滴残らずエネルギーを絞り出して走れるのがロードバイクということになります。

対してリカンベントは、出力が0ならエネルギー消費も0です。出力を上げていくとロス無くそのまま走行速度に反映されます。この効率の良さと引き換えに、出せる出力はロードバイクと比べて頭打ちになります。

燃費のリカンベント、馬力のロードバイクですね。リカンベントはめちゃくちゃ速いんだっていう話をよく聞きますが、リカンベントが速いのは出力の低さのデメリットを空力面のメリットが上回る限定的な状況のみです。リカンベントは思われている以上にずっとまったり走っても楽な自転車なのです。

でも登りは地獄なんでしょ?

それは半分誤解です。リカンベントはロードバイクと比べると出力が出ませんから遅いです。でも効率は良いので楽に登れます。ロードバイクと同じ速度で登ろうとすると限界以上の出力を出さなければいけないので大変です。それとは反対にロードバイクがリカンベントと同じ速度で登った場合、リカンベントの方が効率が良い分だけ楽です。競わなければ登りであってもリカンベントの方が楽なんです。

バイクコントロールむずいんでしょ?下りとか

これも半分誤解です。
「リカンベント乗ってみたけど難しかった」
という話は見聞きするのですが、初めて乗る乗り物が難しいのは当然です。私も乗り始めたときには、簡単に乗れはしたけどクセがあるな…ちょっと神経質なところあるな…という評価を持っていました。しかし、乗り続けていくうちに評価が変わって超ハンドリングマシンであることに気付きました。要はコツを掴めているかどうかです。公道走行向けの市販車であればそれに見合った操縦性になっていますから、そう不安に思うことはありません。

荷物持てないでしょ?

そうでもありません。身体に身に着けて持つことはできませんが、車種によってはリヤキャリヤがオプションで用意されていますし、汎用品を工夫して取り付けている人もいます。また、シートの両サイド下部をまるごと積載スペースとして使えるバッグもあります。意外と荷物も持てるんです。しかも荷物の重量があまり気にならないんです。ロードバイクはダンシング等でライダーとバイクで別々の動きをすることがあります。ダンシングをせずとも意外にバイクだけ振って走行ラインを変えたりしていると思います。この際に荷物の重量はバイクの重量に対して作用するのでそれなりに重く感じることになります。リカンベントはライダーとバイクが背中とシートで密着していますから、バイクだけがライダーと別の動きをすることはあまりありません。そのため、荷物の重量はバイク+ライダーの重量に対して作用します。例えば、ロードバイク8kg+荷物2kgよりもライダー60kg+リカンベント12kg+荷物2kgの方が荷物の2kgが全体に与える影響が少ないというわけです。

まとめ

リカンベントは楽なんです。その他の面でロードバイクとは勝手が違って最初は苦労することもありますが、大抵のことは何とかなります。時にはDIY力を試されることもありますが、それに見合うだけの良さがあります。万人にお勧め出来るものではありませんが楽に、長く走りたい人、メカ弄りが苦にならない人には検討に値するものなのではないかと思います。

ニューバイクが欲しい話

F-FWDは”輪行が出来てそこそこ速いリカンベント”という要件で選定して購入し、週末のサイクリングやブルベで活躍していたわけですが、より速く遠くに走ろうとした場合にどうにもポジションがぴたりと決まりません。

F-FWDはシートの角度を3段階に調節できるのですが、上半身が落ち着いて快適なのは一番寝かせた角度(21°)か真ん中(25°)の角度です。ですが、この設定だと股関節が開き過ぎてペダリングの出力が上がりません。一番起こした角度(29°)なら良い感じでペダリングが出来ますが、身体が前にずれていって落ち着きません。

ここでざっくりとリカンベントに乗らない人向けに説明。リカンベントのシートは起こすとロードバイクで言うとより前傾した状態と一緒で出力を上げやすくなります。寝かせると空力は良くなりますが、出力は上げにくくなります。ロードバイクは出力を上げるポジションにすると空力も良くなりますが、リカンベントは出力を上げると空力で不利になり、空力を取れば出力が犠牲になるわけです。じゃぁどうやって空力と出力を両立させるかと言うと…BBがより高くなるようにフレームを設計します。BBが高くなれば、同じシートの角度でも股関節の角度がより深くなり出力が上がるわけです。凄く雑に要約すると、ロードバイクは攻める程にハンドルがサドルより低くなり、リカンベントは攻める程にBBがシートより高くなるわけです。

問題点は洗い出せたので、F-FWDを購入したときと同じようにニューバイクの要件をまとめます。

  • ツアラーやコンフォート的な性格ではなくレーサー的な性格
  • シートの角度は20°~25°程度
  • 上記のシート角度に設定した際の股関節の角度が、F-FWDでシートを29°に設定した場合と同程度
  • 乗降性の面からミッドレーサーかローレーサー(ハイレーサーのフレームを跨ぐのがちょっとしんどい)

ということで、目ぼしいモデルをピックアップして要件を満たすジオメトリのバイクを絞ります。候補は

この辺り。シート角度、シート高、BB高から股関節の角度を計算するExcelシートを作ってぽちぽちと入力していきます。

本当はOptima Baronも候補に入れたかったのですが、現在Optimaはリカンベントの生産を休止しているとのことで入手が困難です。HPV Speedmachineはシート角度で除外。他は概ね140°前後になっていますね。Performer X-Lowは角度が浅くシートも寝ているので除外です。RaptobikeはF-FWDと同形式の前輪駆動でキャラクターが被るので除外。で、残ったのがFujin。フレームの造形がとても綺麗で趣味にも合います。

どのFujinにするの?というお話。メーカーサイトを見るとFujinには以下のバリエーションがあります。

  • Fujin Tour
  • Fujin Suspension
  • Fujin SL1
  • Fujin SL2

Fujin Tourは毛色が違うので除外。残るモデルのスペックを見た感じ、Fujin Suspensionは名前の通りサスペンション付き、SL1はサスペンションを省いた軽量モデル、SL2は更にカーボンシートとカーボンブームで軽量化したモデル、という棲み分けのようです。

SL2のカーボンシートはオプションのリアキャリアが使えませんし、カーボンブームは取り扱いに神経質になりそうなのでSL1が良いのですが、販売店に聞いたところ、もうSL1は入手不可らしいということで…SL2をベースにSL1相当のシートとブームを付けられないか問い合わせ中です。結果次第では、サスペンションの必要性は感じないのですが、Fujin Suspensionもありかも知れません。

BRM1014薄野200

去年も走った薄野200、今年も走ることにしました。目標という程でもないですが、去年完走した同じコースを走るからには前回よりは上手くやりたいなぁ、という気持ちで挑みます。

前回と同じ時間設定とルートなのでナビのデータ作成等の事前準備が殆んど必要なく、当日まで余裕を持って過ごせました。

当日朝、いつも週末に走りに出るのと何ら変わりない身支度をして家を出ます。 寒い。コンビニに寄って適当な厚手の手袋を買いました。掌がしわになって握りにくい…結局すぐに気温が上がって殆ど使いませんでした。

スタート地点に到着。前日に買っておいたパンを食べます。ランチパック的なやつとアンパン。

受付を済ませ、車検を受けます。画像のようにバッグにテールライトを付けているのですが、本来ならば車体に固定しないといけない旨の注意あり。ここがテールライトの特等席なだけに惜しいけど、考えないといけないかなぁ。シートステーにもテールライトを装備していたのでとりあえずは問題なく車検は通りました。

前回は何も考えずにそのままスタートしたところ、周囲のペースに引っ張られてオーバーペースになってしまいました。今回は他の参加者がスタートしていく様子を見ながら丁度良さそうなところでスタートします。

右折でR230を抜けてアップダウンが始まります。どうもペースが上がらない。不調です。ここでトイレ休憩

アップダウンを抜けてR230に戻ります。この先の工事の影響からか車の流れが悪く引っ掛かってました。そのままギクシャクヨタヨタと通過PCへ。既に中々に疲れています。やっぱり調子悪い。気温が上がってきて、この後上りが続くこともあり着替え。Tシャツとウィンドブレーカーの軽装です。ウィンドブレーカーがもうヨレヨレなので買い替えたい。15年くらい着てるんじゃないかな…

登り始めると更に気温が上がってきます。左膝が痛い。右足裏の外側が痛い。ポジション色々変えたりしたのが裏目に出てる感じ。これは後で検証しないと。工事で片側交互通行が多いので頑張らずに淡々と登坂。

途中で更に気温が上がっているので下りもそのままの装備で行きます。悪名高い朝里の連続ヘアピンですが、今回はきっちりと縦溝が始まる前にブレーキングを終えて全く不安のないコーナリングができました。今回のブルベで唯一の上手くやれた点な気がします。

その後は何事もなく走ってPC1

カツ丼を頂きます。この辺りで雨がパラついて来ています。雨は想定していないのでDNFを検討します。雨雲レーダーを見ながら思案、このまま走れば雨雲から逃げ切って本降りは避けられると判断。PC1を出ます。

ここから暫くは平坦ですから、リンベントらしいペースで気持ち良く行きたいところ。一定の出力でじわじわと速度を乗せていくのですが…速度が乗ったところで信号、またじわじわと加速して、また信号。暫くその繰り返しでした。そんな感じで平坦区間を終えて、アップダウンを淡々とこなしてPC2この辺りから雨足が強くなっていて若干身体が冷えてます。ここでシーフードヌードルを頂いて暖まります。食べながら再度DNFを検討。雨雲レーダーを見ながら、進んでも戻ってもどうやっても濡れると判断。絶望。ただ、2~3時間で止んで乾いたウェアでゴールできそうとも判断。もうこれだけが希望。覚悟を決めがPC2を出発。

もうしっかりと雨に濡れてしまってますが、幸いなことに気温がそれほど低くもなく、走っていればそれ程には寒くありません。でもシフトレバーを押し込む指の動きは鈍い。やっぱ電動かなあ………。眼鏡に付いた水滴で視界がとても悪い。もうこれだけで完全に心が折れてます。朝里の登りからずっと脚痛いままだし…

謎の駅(後で調べたら月ヶ岡駅)で休憩。ここでPC3までの残りの距離を確認。10kmくらい。屋根があるところで一息つけたのでテンション上がります。あと10kmでPC3!PC3!!PC3!!!とガンガン踏んでペースアップ。リカンベント速い速~い!ひゃっはーみたいな感じ。脚の痛みも忘れてます。しかし…10km走ってもPC3に着く気配がない。青看板から察するにもう3~4kmくらいはありそう。サイコンの距離がずれてたみたいです。もう完全にテンションダウン。ペースもダウン。

PC3、ここからはナイトライドです。雨は止んでたり小降りだったりでそれ程問題ではなくなっていましたが、路面が濡れていてライトの光が反射してしまい、視界は良くありません。反射の影響もあるのか対向車を幻惑させていたようです。パッシングされました。これは良くないと停止してライトの角度を下向きに調整。それ以降は対向車が来たときだけ一番暗いモードに切り替える運用にしました。

サイクリングロードに入るとライトを1段階明るいモードに切り替え、850ルーメン、全く不安がありません。前回からの反省が生きています。

そのままススキノに入り、普段と変わらない市街地走行でゴールのローソンに到着。中々に脚が削れているのでLチキ、豆乳、ホットミルクを投入しつつコール受付を済ませました。お疲れ様でした!

BRM929増毛300

エントリーしたって書いてなかったと思うのですが、参加してきました、初の300㎞ブルベ、BRM929北海道300km増毛。BRM1015薄野200kmで平坦基調で300kmなら何とかなるんじゃね?的なこと書いてたのをやってみた格好です。

今回もこんな感じで適宜グラフを更新しながらペースを把握しつつ走りました。走ってみた感触とデータが一致しててなかなか面白いです。

前日は時間が足りず、睡眠時間2時間ほどで自宅からスタート地点まで20㎞程を自走します。この時、江別市に入る手前辺りからもの凄い濃霧で、霧での視界不良も相当なものなのですが、眼鏡に水滴が付いてかなり辛い状態です。バッグに入っていたポケットティッシュで拭きながら走ったのですが、焼け石に水でした。で、スタート地点に着くと霧が晴れている。どうやら何もない場所で霧が濃くなるようです。そんな会話がスタート地点で漏れ聞こえてきました。

スタート地点で受付を済ませ、ブリーフィングの開始を待ちながら事前に準備していたパンを貪ります。

ブリーフィングが済み順番に検車しつつ終わり次第、各個にスタートという段取りです。割と前の方で並んでスタートしたような気がします。

スタートしてすぐに、また濃い霧になります。眼鏡が曇って視界が悪く、途中で眼鏡を外して、霧が薄くなるまでは裸眼で走っていました。視力の差が出る程の視程がなかったので裸眼でも気になりません。あまりにも眼鏡の曇りが酷いのは鼻セレブで眼鏡を拭いたから保湿された結果なのではないかと思っています。

R12~R275と辿り当別で道道28に入った辺りで、ここまでは周囲のペースにある程度合わせて走っていたのですがオーバーペースな気がしてきます。停止してグラフを更新するとやはりオーバーペースです。この後は信号や一時停止もない道が続くので止まりたくありませんから、ここで事前に用意していた一本満足バーを食べつつ周囲の参加者をやり過ごし、自分のペースを走ることにします。

道道28は普段から時々走っていてある程度勝手がわかっているコースです。平坦27km/hくらいになるような強度でたんたんと距離を稼いでいきます。青山ダムを越えたあたりでしょうか、霧も晴れたので眼鏡をかけます。気温が上がってアウターを脱いだのもこの辺りだったと思います。

道道28から突き当りで道道451に左折する辺りでしょうか。この辺で、想定していたよりも疲れている気がしてきます。道道28に入ってから自分のペースで走っても尚、オーバーペースだったことをここで自覚しました。ここでペースを落とせばよいのですが、寝不足の判断力の鈍りからか何故か、PC1でカップ麺を食べたら回復する筈だから時間を稼ぐためにペースアップしようと考えました。道道451の前半の登り基調では骨盤も回すペダリングでグイグイと踏んでいき、後半の下り基調ではリカンベントの速度の伸びを活かしてガンガン飛ばしていきました。

浜益に出て最初のセイコーマートで補給とします。寝不足による不具合を防ぐためにレッドブルで翼を授かりました。そのおかげで判断力の低下も解消されたのか、ここで攻めるのをやめることができました。

浜益からPC1の区間は長いトンネルが断続的に続くので、ブリーフィングではライトの操作の煩雑さからライトを点灯したまま走ることを勧めていました。しかし、私には対策があります。オートのテールライトとハンドルに装着したリモートスイッチで操作ができるMOON METEOR STORM PROです。これらの装備のおかげでバッテリーの消耗を抑えながらもトンネルでのライト操作のための停止を不要とすることができました。MOONのライトはリモートスイッチの装着が可能なだけでなく、リカンベントのブーム先端からハンドルバーまで届く長さのリモートスイッチのオプションもあるので、リカンベントにはとてもお勧めできるライトです。
ライト下部に繋いだケーブルがブームとハンドルポストを通って…
ハンドル左側のスイッチに。親指でポチポチ押すとライトのON/OFF、モードの切り替えができます。


すぐにPC1到着です。この後PC2まで補給できるコンビニ等が無い想定だったので食べ物を多めに買い込みます。また、塩おにぎりとシーフードヌードルで削れた脚の回復を図ります。少しリフレッシュしたので気を取り直して適正ペースで走ります。最初のオーバーペースで削れた脚には道道94前半の長く続く緩い登りが少しきつかったです。

妹背牛に到着、無いと思ってたコンビニがありました。ここで2本目のレッドブルで折れた翼を再度授かります。

そこからPC2まで進むわけですが、この間に当初は想定していなかった8%を越えるような立派な登りの繰り返しに遭遇します。平坦基調だと思ってたのにこれは完全に想定外。登り返しの連続だったのでコースプロフィール的にも気付きにくかったのだと思います。これに完全にやられた状態でPC2に到着することになりました。

PC2までに脚のあちこちが痛み出していましたが、まぁ何とかなるか…と思いつつPC2を出発。すぐにやや立派な登りが続きます。ここで、以前から強くなっていた両足の痺れをどうにかしたくなり、シューズのラチェットを緩めて走りますが回復しません。そこで、もしかしてと思いトゥカバーを外してみました。そしたらすぐに痺れが解消。トゥカバーの締め付けで痺れていたようでした。全然絞まってる感じしないんですけどね………

まもなくナイトランに突入です。街灯がない区間もありますが、最近導入したMETEOR STORM PROの450ルーメンのモードで全く不具合なく、30km/h程度での巡行でも不安がないレベルでした。HL-EL540で走ったBRM1015薄野200kmでは配光が横に狭く道路の境目がわかりにくかったのですが、METEOR STORM PROはスポット配光とワイド配光がバランスよく組み合わせられていてその辺りのストレスが全くありませんでした。HL-EL540の様な上側のはっきりとしたカットラインが無いので対向車を幻惑させるのではないかと不安がありましたが、上に漏れた光で青看板が照らせる程度の角度でもパッシングされたりすることもなかったので多分ですが、大丈夫なのではないかと思います。

ナイトランが始まって途中から、全く他の参加者と会わないので変な妄想してました。壮大にミスコースしてるんじゃないかとか、実は途中で中止になって自分だけ知らずに走っているだとか…


そんな精神状態でPC3に到着です。トイレを済ませてからホットシェフの豚丼を食べようと思ったのですが(本当はかつ丼が良かったけど無かった)、しばらく待ってもトイレが空かないので先に豚丼を食べます。食後にもう一度トイレチャレンジしたのですが、またもや空かず、諦めてPC3を出発しました。

そっからはもう、こんな苦行は早く終わらせたい以外のお気持ちがなく………、トイレに寄る時間も惜しいのです。極限状態にまで達しながらも構わずにゴールを目指します。ゴールに到着して、本当はすぐにゴールの手続きをするべきなんですが、極限状態の波があり………、やり過ごしてから手続きをしたので3分ほど遅い記録になっています。まぁスタートもそれくらい早かったのである意味正しい結果となりました。記録は16時間07分。ほぼ事前の見積り通り、上出来です。

極限状態を解消した後は受付に備えられていたおにぎりとカップ麺で自宅に帰るためのカロリーを補給します。漏れ聞いた話によるとどなたかの差し入れらしい?ごちそうさまでした。

ではふりかえり。

  • METEOR STORM PROのバッテリーの残は50%だった。明るさに不満なくランタイムも十分。これは本当に導入して良かった。自身の視界確保ではなく被視認性の確保のための点灯や点滅にはHL-EL540を使うことでメインのMETEOR STORM PROのバッテリーを温存していたけど不要でした。
  • LEZYNE SUPER GPSのバッテリーの残は32%。カタログ値で24時間のランタイムなのでもつかどうか不安だったけど余裕だった。ナビデータの作成はやりにくいけど、走行中のナビゲーションやその他機能には不足なく。まぁまぁ良いもの。安いしね。
  • 常用しているチェーンルブ、円陣家至高のCPO(リンク先は改良版のCPO[R])、自宅からの往復含め340㎞の走行でもオイル切れを起こしませんでした。官能的な潤滑が得られる美味しいところは250kmくらいまでなので普段は200kmを目安に注油しているのですが、そこから更に90㎞走行した実績が得られました。まだ行けそうです。
  • 足先の冷え対策でトゥカバーを導入して、確かに冷えには効果があったが、痺れを誘発してしまった。普段の走行で何度か使って問題ないと判断してのブルベへの投入でしたが、まとまった距離を走らないと洗い出せない問題ってあるものですね。
  • 眼鏡の曇りが酷かった。眼鏡を鼻セレブで拭かないこと。それは鼻用のティッシュです。眼鏡では目が乾く問題もありますし、アイウェア周りは何らかの対策をしたいところです。ずっと後回しになり続けてるんですけどね。
  • 前半のオーバーペースが一番の失敗。トータルでは見積り通りのペースで走れたが、このオーバーペースがなければより体力を消費せず上手く走り切れた筈。後ろの方でスタートする方が良さそうですね。この点とても不本意なのでリベンジしたいお気持ち。

運営スタッフの皆様、参加者の皆様、お疲れさまでした。とても楽しく有意義なサイクリングでした。RM1014薄野200kmにもエントリーしました。天候が良ければ走るつもりです。