前回走った薄野200は2018年。コロナ禍もありブルベからは距離を置いてましたし、それでもまぁ、そろそろいいんじゃないかな?っと走ったBRM515北海道200㎞幌内美唄は絶不調からのDNF。薄野200はお祭りですから、閉塞感から抜け出すためにも、今年最後にパーっとね、やりたかったわけです。
直近で走った薄野200は2018、その年のそれまでの走行距離は2073.9km。今回は、1210.25km。いやぁ、走れてませんね。この差が、しっかりと結果に出ます!
装備
ウェア
ライト
~スタート
チェーンの注油をしたくらいで、特別の準備とかはしませんでした。ナビのルートは公式に上がってるRWGPSのデータをそのままLezyneのサイコンにインポート。
当日は朝起きたらパンを3つくらい食べて家を出発。何事もなくスタート地点に到着しました。
スタート~通過チェック
スタート直後は市街地走行です。対自動車の位置取りがリカンベントと他のアップライト勢では異るので、気を張りつつ慎重に走ります。すぐにやってくる南沢のアップダウン、インナーローでよろよろと走ります。今年はお祭りとして来ていますから、完走できないならできないで問題なし、ペース管理なんて一切しません!
R230に出て暫く走ったら、渋滞…ローレーサーじゃスリ抜けも怖くて嫌なんで素直によたよたと追従します。このロス、後に響きます!
そんなこともありつつ通過チェックのセイコーマート定山渓温泉店に到着。ホットシェフのおにぎりを頂きました。
通過チェック~PC1
通過チェックを出てすぐにミスコース。先にスタッフさんが注意してくれてたのに。すぐにサイコンのナビがルート外れのアラームを鳴らしていたのだけど、引き返すポイントがなく無駄に違う方向に走ってました。このロス、後に響きます!
そうそう、いつからだったかは覚えてないんですが、曲がるポイントでのアラームが鳴らなくなってたんですよね。これも一因ではあるし、後々にもじわじわと影響することになります。
朝里峠の登りです。気温が上がってきたこともあり、サイクライムジャケットを脱いで半袖で登ります。何も面白いこともなく、淡々と。下りはウインドブレーカーを着て、速度を出し過ぎないようにブレーキを当てつつ進みます。ハブダイナモの抵抗もこういうシチュエーションではかえって有り難い。下りで冷えた状態でちょっとした登り返しを踏んだら…脚が攣りそうになりました。これ、後に響きます!
5号線から銭函に左折するポイント…スルーしちゃいました。だって曲がるポイントのアラーム鳴らないんだもの…。歩道を暫く歩いて引き返しました。曲がるべきだった交差点まで歩いてきたところで、ふと残り時間が気になってキューシートとサイコンの時計を見比べます…やべぇ、これ間に合わない!!
交通状況と脚の限界を見極めて踏みましたとも。といっても、もう30km/hを維持することも出来ない程に脚が削れていたので、ほんとよたよたと進んでました。もう完全に諦めてましたね。
なのに、なのにですよ、サイコンの距離は全然届いてないのにセコマが見えた。実はサイコンのスピードセンサーの電池が切れていてGPSによる計測になってたんですが、そのせいか走行距離が狂ってたようです。結果、レシート時刻でクローズ1分前着でした。スタッフさんが盛り上がっておりました。前田200のPC2を思い出しました。
PC1で買い物を済ませ、セコマを出る頃にはもう他のランドヌールは見当たらなくなってました、が、呑気にカツ丼食べました。ギリギリなのになに呑気に食ってんだって話ですが、今ギリギリならこれからもずっとギリギリに決まってるし、どうせ食わなきゃ踏めなくなるって話で。しっかり食べて行きます。
これ書く前に前回を振り返ろうとブログ読み返してたんですが、同じくPC1でカツ丼食べてましたね。
PC1~PC2
何ごともなく。強いて言うなら
「こここんなにアップダウンあったっけ?」
はい、脚が削れているだけです。
この辺りから、妙に心拍が上がらないのに気付きます。強く踏めば速度は上がるけど、心拍は据置き。これ、BRM515北海道200㎞幌内美唄をDNFした時と一緒です。多分あまりにも乗れてないってだけ。とはいえ、その時よりはかなりマシ、でも無理に踏んだら走り続けられないので心拍が反応する範囲の強度で走ってタイムアウトしたらしたでいいやと決めました。
で、PC2クローズ2分前着!いやー、スタッフさんが盛り上がる盛り上がる。いやー…もう…毎度すんません…。PC2はウィダーインのマルチビタミンを補給。ちょっとだけ踏めるようになりました。(心拍は上がらないまま)
PC2~PC3
よたよたと走ります。PC3もクローズ2分前着。やけっぱちで走ってるだけで狙ったわけじゃないんですよ、ほんとに。ここではウィダーインのマルチミネラルを補給。これが効いたのか、以降ちょっとだけ心拍上げられるようになりました。こっから先は平坦だし、機材トラブルでもなければもう安心です。
PC3~ゴール
ここからは夜間走行です。今回はハブダイナモに最強のライトがありますから、無敵です。明るさも配光パターンも完璧でノーストレス、の筈だったんですが3Dプリントで作ったマウントの出来がイマイチで角度が下気味になり、走りやすい距離まで光を飛ばせませんでした。作り直さなきゃ。でもまぁなんとかなりました。
そして、30km/hも維持出来ない程度のコンディションなりに調子良く踏んでいくと910さんに追い付き、抜く程のペース差もないので漫然と後を走っておりました。結果、ギリギリ隊が編成されました。
こうなれば鬼に金棒です。ベテランランドヌールのペース管理に乗っかれば完走は確実ですって。リカンベントの空力で迷惑かけないように最後尾を維持して小判鮫走法。クローズ8分前でゴール出来ました。レッドブル飲んで、ゴール間近でポツポツと降り出した雨に当たりながら家に帰りました。
振り返り
- 心拍が上がらないので普段より10rpmくらい低いケイデンスで踏んでたら翌日にダメージ残った
- ハンドルが低くて肩が凝った。数日バキバキだった。ポジション大事。
- リカンベントのブームに付けたライトはハンドルと連動しないので、サイクリングロードの切り返しとかで曲がる方向が見えにくかった。ヘッドライト(ヘルメットに付ける方)あった方がいいかも。
- チェーンオイルを円陣家至高のCPOからCPO-Rへ鞍替えして初ロングだったけど、後半のちょっとした物足りなさが解消されていた。CPO-Rはブルベ対応と言っていいかも。
- ちょくちょくギヤ足りないケースが出てきた。ロー28Tでだけど、次のチェーン交換のタイミングで32Tと検討してもいいかも知れない。
- もうちょっと距離走っとこう。
出走したランドヌールの皆様、応援隊の皆様、スタッフの皆様、ギリギリ隊の皆様、とてもお世話になりました。お疲れ様でした。久し振りのお祭り楽しかったです!