BRM630前田200

フルフェンダーを装着したFujin SL

今年も走りました前田200です。前回走った際には目立った反省点もなかったので、今回の目標は「Fujin SLは山岳コースでどれくらい走るのか確認しておく」です。どうも雨が降りそうな予報だったのでフルフェンダーを装着しての出走です。

何事もなくスタート地点まで自走し、朝ごはんを食べつつブリーフィングに参加。車検を済ませスタートです。

序盤の平坦区間からどうにも調子が悪い。息苦しく心拍が上がり気味、ペースが上がりません。しかも7キロ地点でサイコンをスタートするのを忘れていたことに気付いてテンションだだ下がり。このせいで終始ペース管理がやりにくくなりました。

小林峠を越えて定山渓に向かう国道に出るまでの区間、登りでバイクが後ろに引っ張られるように感じてメカトラを疑ったのですが、サイコンの斜度表示が9%、ただ登ってるだけでした。ただ踏めてないだけです。とにかく不調。

サイコンスタート忘れの低いテンションで走ってるといつの間にかANT+の速度、ケイデンスセンサーもBTのスマホのリンクも切れる症状。PC毎にサイコンを再起動する運用で回避することになりました。なのでStravaのログがぶつ切り。

八剣山トンネルの入り口でライトを点けようとハンドルに付けたリモートスイッチを押したら電子ホーンが鳴りました。恥ずかしい押し間違い、後続の方すみませんでした…。押し間違いグセがついて出口で消すときにも鳴らしました。ほんとごめんなさい。

PC1で適当に色々やって中山峠、不調、初めて中山峠がきついと思った。頂上で1時間の借金が出来ました。この後の展開を考えるとかなり苦しいことになりそうなので脳内DNF会議を開きます。

「このまま続けて完走は可能か?(ペースノートを見ながら)ギリギリだ。それなら続けてみる価値はある」

「ここで引き返してもそこそこ走らにゃならん。よし、続行」

距離と標高を考えれば間違いなく引き返した方が良かったんですが不調で判断を誤りました。つーかほんとしんどかったしなんでやめないのまじで頭おかしかった。

やると決めたからには中山峠を下らなければなりません。下り用に着込んでダウンヒル開始です。今回は雨を警戒してフルフェンダーを装備していますが、これが下りで良い方向に働きました。空気抵抗が増えたことで下り勾配による速度の伸びも程よく抑えられ、レバーを握る手の負担を軽減出来ました。リカンベントで山岳コースを走るのにフルフェンダーは良いという知見が得られました。

下り切ったところでウェアを脱ぎつつペースを確認、丁度借金を返し切ってプラスマイナスゼロです。調子はやや悪いまま。DNFしなかったことを後悔しながら無心で回します。ギリギリのペースですが間に合うかどうかは気にせず無心でダラダラと回します。

そうして近づくPC2、なにやら大袈裟に手を振るスタッフの方が。

「今更リカンベントにそんなテンション上げるでもないよねぇ?」

と思いつつ呑気にゆっくりと一時停止して道路を渡り駐車場に入ると、なんとPC2クローズ3分前と言うではありませんか。グラフの傾きでギリギリなのを認識していただけでクローズ時刻は意識していなかったんですよね。急いでレジに行って、食べたくもないレジ横にあるどら焼きを買いました。(家で美味しく頂きました) その後に改めて補給の買い物をしたりで、ギリギリトークでテンションを上げつつPC2を出発できました。

そんなこんなでいつの間にか体調はかなり回復してきた状態で冷水峠クライムに入ります。体調は問題ないけど、不調な状態で回していた脚はもうフニャフニャです。腸腰筋が機能していない感じで、脚が上がらないので回転も上がらず。なんとか通過PCで写真を撮りました。

さて、あとは下って帰るだけだなー(そんなことはない)

冷水峠頂上が見えた

フルフェンダーのエアブレーキの恩恵を感じつつ冷水峠を淡々と下り、フルーツ街道のアップダウンも脚が無いなりに淡々とこなします。昨年はキツいコースだなと思いながらでしたが、今回はコースに対するキツさは感じません。脚はキツいんですが。

小樽市内に入って、昨年は激坂にヤラれましたが、今回は心の準備ができているので平常心でクリア。前田200のメインディッシュの激坂手前のコンビニで補給をします。メインディッシュは無い脚で強めに踏んでスイッチを入れていきます。

昨年のF-FWDよりもギヤ比に余裕はありませんが、後輪駆動でトラクションの心配がないので楽に踏んでいけます。シートのホールドの良さとフレームのかかりの良さでかなり登れます。ほんとFujin SL買って良かった。

5号線に入ってからは無い脚を振り絞ってガチ踏みです。貧脚なのでパワーは微弱ですが追い込み具合だけは競技レベル、という程度のガチ踏みです。今シーズン一番の追い込みでした。

そしてやっとゴール。タイムは13時間19分。間に合いました!

前回と今回のペース比較

緑線が前回のペース、オレンジ線が今回のペースです。中山峠での不調が残酷に可視化されています。

去年も今年も本当にキツかったです。去年はコースに苦しみましたが、今年は自分自身に苦しみました。今回の反省は中山峠頂上でDNFを決断しなかったことですね。もし来年もあるのなら、その点含めもう少し上手くやりたいです。

参加者の皆様、運営スタッフの方々、冷やかしの方々、本当にお疲れ様でした!

謎の自転車用電子ホーン

Hornitのdb140を使っていたのですが壊れてしまい、日本国内では入手が難しい状況になっていました。そこで上記リンクの自転車用電子ホーンを導入したところ、まぁ悪くないものでした。

音が4種類から選べるのですが、そのうちの一つがモーターサイクルのホーンを少し高くしたような音で使いやすい音です。Hornit db140とは違い、スイッチを押している間だけ鳴るのではなく、一度スイッチを押すと一定時間鳴って止まるのが若干不満です。ですが、鳴る時間が丁度良いので妥協して使えています。

本体をリカンベントのハンドルティラーに固定してスイッチをハンドルに付けると良い感じです。サイズが小さいので邪魔になりません。

Amazonで同じ見た目の製品がいくつかありますが、音色の選択肢が3つのものがあり、上記の使いやすい音色が選べないものもありますので注意。

リカンベント ローレーサー Challenge Fujin SLⅡ購入


Challenge Fujin SL Ⅱ

ニューバイクが欲しい話で候補に挙げていたChallenge Fujin SL Ⅱが4月に納車されました。

SL2のカーボンシートはオプションのリアキャリアが使えませんし、カーボンブームは取り扱いに神経質になりそうなのでSL1が良いのですが、販売店に聞いたところ、もうSL1は入手不可らしいということで…SL2をベースにSL1相当のシートとブームを付けられないか問い合わせ中です。

問い合わせていた上記の件ですが、SL ⅠとSL Ⅱではシートマウントの形状が異るためSLⅠ仕様のシートは付かないとのことでした。そのためシートはカーボンシートになりました。キャリアが付かないので、荷物はRadical DesignのSolo Racer narrowで積むことにしました。ブームについては希望の通りアルミブームでの納車です。

Fujinの美しさについてはHC WORKSのブログがよく伝わる内容になっています。本当に美しいというか、なんていうか、エロいです。

一番大事な走りなんですが、文句なしに良いです。シートがしっかりと腰をホールドしてくれるので違和感なくペダルを踏み抜けます。踏み込んだ際の剛性感が絶妙で基本的には高剛性なんですが、タメもしっかりとあって脚に跳ね返ってきません。シートのホールドの良さも相まって何の不安もなく、安心してガシガシと踏んで行けます。発進加速、中間加速ともにとても気持ちが良いです。登りも全く問題なくこなせます。

そしてハンドリングがとても素晴らしいです。手放しで走れる程に安定しているのですが、セルフステアの効きが絶妙で、バイクを倒すだけで前輪がイン側に気持ち良く入っていきます。タイトなコーナリングがとても楽しいです。

乗り心地は決して良くはありません。特に後輪からの突き上げが背中に刺さります。ただ、フレームのリヤ周りの剛性がかなりしっかりしているためか突き上げた後に不快な振動が残りません。前輪の方が小径なので突き上げがありそうですが、意外なことに前輪からの突き上げの強さは感じません。そもそもあんまり接地感がない。接地感のない前輪がコーナリングでインに切れ込んで行くのでなんか不思議な感じですね。不安感は全くありません。

唯一気になったのが純正のヘッドレスト。面ファスナーでシートに取り付けられていて、その上から背中越しに体重がかかることで頭の重さを受け止める構造です。車体の綺麗さと比較するとちゃちなもので、正直なところガッカリ感があります。シートの形状との繋りが悪く、首を後ろに逸らせて空を見上げるような姿勢になります。これでは前が良く見えない…。ベースを前方に折り曲げて調整したんですが、なかなかどうしても良い感じにならず、ADEMのヘッドレストに交換しました。これは良い感じになりました。もしかしたらブログネタにするかも。ということでヘッドレストに関しては付けるなら他社製品が良いと思います。ただ、シートの形状が絶妙でヘッドレストが無くても最低限の快適性は保っているので、極端な長距離走行を想定しないのであればいっそのことヘッドレストは無くても良いんじゃないかと思います。

全体的にはめっちゃ気に入りました。当然こんなしょうもない問題なんてありませんし、良く走り、良く曲がり、見た目も良い。とにかく乗っていて楽しいバイクです。Challenge Fujin SL Ⅱ素晴らしいです!


ADEMのヘッドレストへ交換後。同ADEMのボトルケージマウントも取り付け。

BRM428美唄200

表題のブルベを走ってきました。今回は今までよりも事前準備に手間をかけずにイージーに走ってみようという試みで、いつもはExcelで作成していたペースノートは省略。今回は新しいバイクでの参加です。Challenge Fujin SL IIです。

スタート地点での受付、今回は参加者多数によりスタートを7:00の組と7:15の組に分けるとのことで、7:00を選択。組の前の方でスタートすると周りにつられてオーバーペースになったことがあったので、今回は組の後ろの方に並んでスタートしました。

スタートしてまもなく、コンビニで停まってるランドヌールが視界に入ったので、私も停まって朝食を摂ることにしました。(先に食べとけよ) おにぎり2つを堪能。これで1組目からは完全に置いて行かれ、2組目がまだ来ないという絶妙な位置に。完全一人旅でマイペースで進みます。

PC1にてパン1つと紙パックのジュースを補給。家で汲んだ水道水も大分減ったのでミネラルウォーターを継ぎ足し。(ニューバイクはボトル1本して積めない状態なのでこまめに追加します)

この日はやたらトイレが近くで、コンビニで停止。トイレだけ使うのもアレなのでレッドブルを補給。更にコンビニでトイレ休憩、おにぎり1つと紙パックのジュースを補給。ほんと近い。

PC2。減って少量の水が入ったボトルにスポーツドリンクを追加。真水も持っておきたいのでペットボトルをバッグに入れておく。そしてななチキを補給。

通過PC、アルテピアッツァ美唄。ここのカフェで補給。カプチーノ美味しかった。

レッドブルも補給してます。

PC3出てからは凄い向かい風でした。リカンベントのローレーサーですから向かい風は余裕な筈なんですが、それでもキツい。20km/h強しか出ない。
「風強いですねー」
なんて声かけながら走っていると…

メインのテールライトの取り付けに使っていた台座はハブ軸にも使えるタイプだったので転用して乗り切りました。テールライトがサブのみになってしまったのは痛いですが、前照灯が無くては夜間走行は出来ませんから、助かりました。
実はこのとき、台座の移設に使うサイズのアーレンキーが無くて途方に暮れたんですが、後続のランドヌールの声をかけたらツールボックスからフルセットのアーレンキーを出して貸してくださいました。ベテランの装備の抜かりなさ、感謝々々でお借りしてピンチを乗り切ることが出来ました。
反省してすぐに豪華な携帯ツールをポチりました。

ライトの位置が低くてちょっと見にくいですが大きな問題もなく夜間走行を切り抜けて完走できました。

今回のブルベは天候に恵まれました。終始とても気持ち良く走れました。天気が良過ぎて顔面が日焼けして後日大変な目に遭いました。反省して日焼止め買いました。

200kmの走行を通してニューバイクのFujin SL IIの素晴しさを確信しました。絶妙なシートの形状とジオメトリでガシガシと踏んで行ける。そして、程良い剛性で脚が削れにくく、多少削れてしまっても跳ね返りがないので引き続きガシガシと踏んで行けます。良く出来たロードバイクと比べても遜色ない程度に良くコントロールされた踏み味です。これは気に入りました。

あと今年は前田200、空知スイーツ200、大夕張200かなぁ。Fujin SL IIで前田200走ったらどんなもんなのかは是非試してみたいです。