POPFileのIMAPモジュールを使ってメールの振り分けをしていたけど、POPFileのためだけにデスクトップPCの電源を常時点けておくのは許せないし、かと言って常時持ち歩いているタブレットPCでPOPFileを動かすとバッテリーの減りが心配。
そこで以前から考えていた計画を実行に移した。さくらのVPSを借りてPOPFileを動かす!そこでメモも兼ねて手順を残すことにした。POPFileのお話なのでPOPFile固有じゃないところは出来る限り端折って書く。
POPFileのパッケージが用意されているディストリビューションの中ではUbuntuが一番簡単そうなので、カスタムOSの Ubuntu 12.04 amd 64 をインストールする。
VPSコントロールパネルからログイン。
SSHサーバの設定をしてSSHでログイン出来るようにしとく。
POPFileのインストール
sudo aptitude install popfile
libtext-kakasi-perlをインストール Thanks: http://mux03.panda64.net/diary/20070822.html#p01
sudo aptitude install libtext-kakasi-perl
lynxブラウザをインストール
sudo aptitude install lynx
Windows側にあるpopfile.dbファイルをSFTPか何かで何とかしてUbuntu側の /var/lib/popfile/ にコピー。所有者とパーミッションをchownコマンドとかchmodコマンドとかで元からUbuntu側にあるpopfile.dbファイルと同じにする。
lynxでlocalhost:7070にアクセス。これでPOPFileの管理画面に入れる。セキュリティタブの”リモートマシンからの HTTP 接続(ユーザーインターフェースの利用)を認める (POPFile の再起動が必要)”を”はい”にする。
Puttyとかでポートフォワーディングの設定をする。Windows側7070/tcp→Uuntu側7070/tcp。
Windows側のブラウザからlocalhost:7070へアクセス。これでUbuntu側のPOPFlieの管理画面に入れる。Windows側のPOPFileの設定をUbuntu側のPOPFileへ手動でポチポチと入力して設定する。
これで完了。試してないけど通常のPOP3で利用する場合にはPOP3用のポートもポートフォワーディングすれば大丈夫だと思う。