Performer F-FWD 2017前期仕様

2017前期仕様なんて言っちゃってますが、つまりは2016年冬のボーナスを突っ込んだということです。変更箇所と感想、残る問題点とかを書いていきます。

バッシュガード

http://www.driveline.com.tw/_en/product_detail.php?id=81

事故時のチェーリングの歯による傷害を軽減する目的で装着しました。見た目はあまり変わりませんね。アウターリングの外側にスペーサーを介して取り付けるのですが、9速チェーン向けだからなのかアウターリングとバッシュガードの間に10速チェーンが噛んでしまうことがあります。薄いスペーサーの代わりになるものを探して対策したいところです。

ALFINE油圧ディスクブレーキ

http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/pavement/alfine/br-s700-l.html

http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/pavement/alfine/bl-s700-l.html

http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/mountain/saint/sm-rt86.html

機械式ディスクブレーキのBB5が付いていましたが、リアブレーキのワイヤーがフルアウターで長く、引きの重さが気になっていました。コントロール性があまり良くなくリアをロックさせてヒヤッとすることもありました。

アイステック対応、オンロード向け、フラットバー用のレバー、ポストマウントを条件に選定したところこのモデルとなりました。引きが軽くコントローラブルで大満足です。

大音量電子ホーン

https://www.thehornit.com/the-hornit-db140/the-hornit-db140.html

出来るだけ使わなくていいように走りたいものですが、もしもの時のために自動車に対して有効な音量のホーンは備えておきたいです。ブームの先端に取り付けたいところですが、付属しているスイッチのワイヤーだと長さが足りません。長いワイヤーのスイッチがオプションで用意されていて、amazonで取り扱いがあったのでそちらで購入しました。

効果のほどは…まだ必要に迫られて鳴らしたことがないのでわかりません。

ミラー

http://bscycle.co.jp/products/option/other/BM-MT/index.html

右に取り付けていたものを左にも追加しました。左折時や合流時の確認がしやすくなりました。

サイコンマウント

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00C0NZ47E/

ハンドルが狭く、左右にミラーを取り付けるとサイコンの居場所がなくなります。そこでこのマウントを見付けて装着しました。固定力に不安を感じていましたが、サイコン程度であれば問題ないようです。見た目よりはずっとしっかり固定されます。

テールライト

http://hamamotocycle.cart.fc2.com/ca13/161/

フラッグポールに取り付ければゆらゆらと揺れて目立てるのでは…という期待から追加のテールライトです。自分ではよくわかりませんが、目立てていることを期待してます。

http://amzn.to/2nBgBOg

タルタルーガTypeF用に購入して気に入っていたので、F-FWD用にも短いバージョンを購入しました。シートステーに装着しています。感想は後続車のドライバーに聞きたいものですが…自分で確認した範囲では必要十分には目立てていそうです。

ハイドレーションチューブホルダー

http://amzn.to/2oj7jUd

シートバッグに取り付けています。手探りで使うことを意図した製品ではないからなのかイマイチ付け外ししにくいです。慣れれば問題ないかものなので、しばらくはこれで様子を見ます。

2017後期へ向けて

つまりは2017年夏のボーナスで何やるかってことです。段差でチェーンが暴れて外れてしまうことがあるので対策を取りたいです。

フロントディレーラーのガイドプレートとチェーンの位置関係が通常の自転車とは異なるので、これをカバーするためにフロントのシフターをフリクションレバーにしてみるのも良いかと考えています。

そもそもチェーンが暴れるのが良くないので、リアディレーラーをチェーンスタビライザー付きのものに交換することも考えています。シマノのシャドーRD+とスラムのType2で迷うところです。F-FWDは駆動輪の取り外しがやりにくいのでスラムのケージロック機能はちょっと魅力的です。

Performer F-FWD セーフティフラッグの取り付けとか

セールティフラッグの取り付け

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セーフティフラッグの取り付け方法には悩みました。リアエンドにクイックで共締め出来れば楽なのですが、リアエンドの形状的に無理でした。そこで、シートを固定しているクイックと共締めしました。シート固定金具にはシートピンが滑らないように段差が付けられているのですが、ここにフラッグポールの台座を挟んでしまうとシートピンが段差にかからなくなって外れやすくなってしまいます。そこで段差に収まるサイズのワッシャーも一緒に挟んで締めています。この一か所だけでは十分な固定力がありませんので、シートと純正シートバッグの間を通しています。

 

ライトの取り付け

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ミノウラのアクセサリーホルダーに固定しています。今のところ振動でブレるとか折れるといったような不安要素はありません。スペーサー等入れることなくフロントディレーラー取り付け用パイプにピッタリと付きました。そのまま締め付けても塗装に目立った傷等は付きませんでしたが、気になる人は気になるかも知れません。

 

ミラーとか

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左はゼファールのスパイミラー。あんまり役に立ってません。右はブリヂストンのミラーです。最初はB&Mのサイクルスター80 903を付けていたのですが、樹脂製の取り付けバンドが柔らかいからなのか振動で像がブレてしまうのが不満でした。こちらのブリヂストンのミラーはブレもなくとても快適です。

 

水が飲めない

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シート下にボトルケージ用のダボがあるのですが、この位置のボトルを走行中に抜ける気がしません。というか無理でした。これでは肩が外れてしまいます。何でこの位置なんですかPerformerさん。ハンドル周りに重いボトルを付けるのも嫌なので、キャメルバックのボトルチューブを付けて走行中も飲めるようにしました。飲まないときは飲み口を反対側のポケットに入れておくか脇に挟んでいます。飲まない時の飲み口の収まりどころはもう少し改善したいところです。

 

 

とりあえずこんな感じで問題なく乗れています。

前輪駆動折り畳みリカンベント Performer F-FWD購入

Performer F-FWD

休日のロングライド用に速いバイクが欲しくなり買っちゃいました。自動車を持っていないのでイベント参加等のために輪行で移動できること、タルタルーガTypeFでは難しいような長距離を走れること、ロードバイクと同等の走行性能を持っていることを条件に選定しました。通勤、買い物用に乗りやすいタルタルーガTypeFがあるので、こちらに関しては乗りやすさや実用性は一切考慮しないこととしました。そこで見付けたのが前輪駆動の折り畳みという強烈な個性を放つF-FWDだったのでした。

 

先週に納車して今日まで300kmほど乗りましたので、ここまでの印象を述べます。

操舵性

駆動輪が前輪にありチェーンを捩るようにしてハンドルが切れるので操舵角が小さいです。大通りの左折には影響ありませんが、路地でのUターンや二段階右折の際の方向転換では切り返しが必要になることがあります。いっそバイクを持ち上げて方向を変えた方が早いことも多いです。

また、リヤ(前にありますが)の変速をトップ寄りにしてペダルを踏むとハンドルが右に切れるように力がかかります。この現象はフロントをインナーにしているとより顕著になります。ただ、ハンドルを軽く持っていれば抑え込める程度ですので”癖がある”と感じる程度でこれが問題になることはありません。

乗り心地

小径ホイールでフレームが固く、サスペンションもなく、シートに体を預けるので抜重しにくいため荒れた路面での乗り心地は悪いです。振動で背中が痺れるほどです。きれいな路面ではかっちりした乗り心地です。

走行性

踏み出しは軽く、ゴツゴツとした質感の硬いフレーム、フォークがしっかりと路面に駆動力を伝えて加速します。ダンシングで一気にトップスピードに持っていけるロードバイク等には敵いませんが、かなり気持ちの良い加速を味わえます。

平坦では単独なのに列車を組んで引いて貰っているかのような低負荷と速度で巡航出来ます。向かい風の影響をあまり受けません。小径ホイールのハンデもあるのでしょうが、空気抵抗の少なさがそれを上回っています。

登りはフレームの剛性の高さからか実際の車重以上の軽さを感じます。リカンベントですから速くはありませんが、重いとか進まないとか言ったようなネガティブな感覚はありません。身体にリミッターがかかっているような感覚でペースを上げられないのですが、登坂効率そのものはとても高いです。ロードバイクで同じペースで登るのに比べて疲れません。

 

全体の印象としては前輪駆動の洗練されていない荒々しい質感に硬い乗り心地、タイトなポジション、操舵角の小ささによる不便さが相まって”レーシーでメカメカしい乗り物を操縦している”という非日常的な気分に浸れます。これは楽しいですよ。